2022-04-11 最近見た映画のメモ 2022/04/11 を、しちゃおうかな♪ ・真夜中の虹/アキ・カウリスマキ(1988) クリックで展開 カウリスマキ映画の中ではあんまり気に入らなかった方 導入はすごく良かったし、獄中の場面も全体的に好きだったけど、あまりにも当局がザルすぎる気がしてイマイチ脱獄後の展開にハマれなかった。 ・浮き雲/アキ・カウリスマキ(1996) クリックで展開 こっちはすごく好き!レストランの画がとにかく綺麗で、カウリスマキ映画の個人的推しポイントであるところの陰影の付き方もすごく良くて、視覚的な満足感が高かった。「希望のかなた」で店のオーナー役をやっていた俳優が出ていたのも嬉しかったな。 ・ベイビー・ドライバー/エドガー・ライト(2017) クリックで展開 オシャレムービー。月並みな感想しか言えないけど、選曲がどれも最高にかっこいい。ドクがちょっぴり人間味を出してくる(しかも自分でその感情に気づいて悪態をついちゃう)場面はベタだけど良かった。 ・パンズ・ラビリンス/ギレルモ・デル・トロ(2006) クリックで展開 辛すぎ映画として有名なやつ。「衝撃的なオチの映画」として有名であることを事前に知っていた(こういう布教のやりかたって賛否あるよね。自分は否よりです。)ため、妄想オチは予想していたけれど、それよりなにより現実の描写がずっと過酷で、そっちの方に感情を持っていかれてオチについては(いい意味で)気にならなかった。デル・トロ映画はパシリムしか観てなかったけどシェイプ・オブ・ウォーターも観ようと思った。あ!あとペイルマンのデザインがかなり好みでした ・ラビリンス~魔王の迷宮~/ジム・ヘンソン(1986) クリックで展開 ) ラビリンス繋がりでずっと(半年くらい)積んでいたBDを消化するモチベーションが湧いて観た。(カウリスマキの2本も一年超積んでいたけど、この流れで観ることができた。)ストーリーはまるっきり児童文学的で(こちらは特に欠点とかではない)、尺が足りなかったのか展開も説明不足ぎみだったけど、それを補って余りあるくらいにパペットのデザイン・演出・アクションが魅力的だった。キャラクターも面白いし、ボウイはまあ当たり前のようにイケオジだったので多少の粗こそあれ、全体的に満足のできる映画だった。 ・音楽/岩井澤健治(2020) クリックで展開 坂本慎太郎が主演声優を務めていると知って気になっていた映画。素朴な絵と演技が合っていて好きな雰囲気だった。簡素な線と演奏シーンの力の籠もった作画・演出のギャップにはしっかりやられた。これを一人で描ききったのはすごい。観ながら調べていた(よくない)ら岡村靖幸が特別出演することを知ったのでドキドキしながら待っていたけど、まさかあの一瞬のためにキャスティングしたとは思いもよらなかった。いろいろと尋常でない映画体験で面白かったな。ドレスコーズの主題歌も最高。多くて二行ずつくらいの配分で考えていたら書くにつれ文量が増えていってしまった。映画っていいもんですね。 「英傑の加護」リキャスト時ボイス(日英仏… »