「英傑の加護」リキャスト時ボイス(日英仏三言語)を書き起こしてメモってみたヨ【BotW】

セリフ集などなかったので自力で書き起こした。リキャスト時ボイスの対訳置き場(ミファーのみ発動時ボイスも)


ミファー(Eng:Mipha, Fra:Mipha)
ミファーの祈り(Eng:Mipha's Grace, Fra:Prière de Mipha)

リキャスト時:
日「ミファーの祈り、いつでも使えるよ」
英「Mipha's Grace is ready.」
仏「Tu peux utiliser ma Prière à tout moment」

発動時:
日「私が守る」
英「It is my pleasure.」
仏「Je te pretégerai.」


リーバル(Eng:Revali, Fra:Revali)
リーバルの猛り(リーバルトルネード)(Eng:Revali's Gale, Fra:Rage de Revali)

日「リーバルの猛り(リーバルトルネード)、準備オーケーだ」
英「Revali's Gale is now already.」
仏「Sers-toi de ma Rage quand tu veux.」
←この動詞部分だけマジでわからん。サール(sarsとかseursとか?)みたいな発音で主語はリーバル(=一人称)かつ直説法現在形で、「貸す」とか「あげる」の意味の他動詞ってのは推測できたけど圧倒的に語彙がなさすぎて見当のつけようもない。助けて 「se servir de~(~を役立てる)」という表現があるという学びを得た。まさか主語がリンク(=tu)でtoiが再帰代名詞teの変形だったとゎ...


ダルケル(Eng:Daruk, Fra:Daruk)
ダルケルの護り(Eng:Daruk's Protection, Fra:Bouclier de Daruk)

日「ダルケルの護り、いつでも使えるぜ」
英「Daruk's Protection is now already to roll.」
仏「Tu peux utiliser mon Bouclier de Daruk quand tu veux.」


ウルボザ(Eng:Urbosa, Fra:Urbosa)
ウルボザの怒り(Eng:Urbosa's Fury, Fra:Colère d'Urbosa)

日「ウルボザの怒り、いつでも放てるよ」
英「Urbosa's Fury is ready.」
仏「La Colère d'Urbosa est à ta disposition.」



所感:
・仏語リスニングむっっずい。英語の5倍むっっずい。

・でもウルボザは2回くらいで完璧に聞き取れたし、est à ta(エタ タ)のリエゾンは一回で聴解できた。嬉しい。

・逆に英語でもダルケルの「to roll」は at allのアメリカ口語発音だと勘違いした。roll,rollかあ...

・オタクすぎてミファーの一人称が「私」なのか「わたし」なのか調べてしまった

・quand tu veuxが全然わからず、はじめの方はquand ?? vous みたいな表記だと勘違いしていた。

・でもリーバルがvousなんて使うかな...?と思い保留してみて、ダルケルで全く同じ発現を聴いてtu veuxと言っていることを確信した。ouとeuの判別は難しい...

・「se servir (=自分を仕えさせる)」で「役立てる」を意味するのは再帰構文の微妙なニュアンスがわかりかねるので下手なことは言えないけど、「僕の能力をせいぜい役立ててみな!」みたいなリーバルの高慢な感じが出ていてなんか良いと思った。

・「リーバルの猛り(トルネード)」の日本語特有のルビ芸、英語だとgale(突風)、仏語だとRage(怒り)とそれぞれ訳していて、どっちに意味の重きを置いて訳すかに個性が出ていて面白い。

・「ma Rage(僕の怒り)を使いなよ!」という訳もそうだけど、「怒り」を能力の言い換えとして用いて通じるっていう詩的な通念がフランス語にもあるんだろうな。英語はどっちかといえば直接的な表現を好むってことなんだろう

・ウルボザ、この表記だとフランス語でも[ウルボザ]でいいはずだけど、[ウルボッサ]に聞こえる。うーん謎だ

・このメモ、台詞がまとめてあるサイトが一見してヒットしなかったから調査して書いたんだけど、書き起こしの精度をチェックするためにダル
ケルの仏文をそのままコピペしたらRedditのスレッドが見つかっちゃったんだよね。これ→https://www.reddit.com/r/Breath_of_the_Wil/comments/bvz2zc/people_who_play_the_french_version_do_you_know/

・おかげでTuとJeの細かい聞き違いとかSers-toiのハイフンとか修正ができたけど...取り越し苦労感がすごい。

・取り越し二郎(後悔先だたぬ)

・まあ書き起こさなきゃ見つけられなかったわけだし、自分の努力は決して無駄ではなかった(と、思いたい)


結論:
大好きなゲームをいろんな言語でやってみると面白い

追記:取り越し苦労じゃなくて「骨折り損」だこれ