ぼんやり考20210512

・なんの講義だったか、日本語はガラパゴス化できるほどに複雑で高度な言語なので英語がそれほど広まらなかったみたいな話をされた。
・外国語の習熟度の目安の一つとして、「抽象的な概念を表現できる」みたいなものがあったけれど、これに通ずる気がする。言語の能力においては、その言語で抽象概念を説明できるとか、考えることができるとかが結構重要なんだろうな。
・それで思い出したのは、「アラビア語は厳格すぎる」みたいなブログの記事で、その中でブログ主は「でもこんなにキッチリした文法を持った言語だから、哲学とか医学が発展したんだろうな」というようなことを言っていた。
・なんの記事だったか忘れた。出典不明は良くない。この人の記事なのは確かだから一応貼っておこう
kiriusa.at.webry.info
・それで、アラビア語だけじゃなくて例えばドイツ語だって医学やら哲学がものすごく発展した圏の言語じゃないか、しかもいろいろと決め事が多くて難しい(らしい)。やっぱり言語の厳格さと思考の複雑さはある程度正の相関を示すんじゃないか、なんてぼんやり考えた。
言語学の人間でなければ哲も医もまるで門外漢なので、素人のものすごく適当な雑感でしかないけど。